裏庭カーペンター

雑多な思考の末、生み出された子たち

拝啓 二十二の君へ― #山下エミリー生誕祭2020 に寄せて

師走は、あの子の誕生日の足音が聞こえてくる。

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日に日に厳しさを増す冷え込みとは裏腹に、続々と送られてくる陽気なメールで温もる受信ボックス。

"Xデー"の到来を今か今かと待ちわびる様子が手に取るように伝わってくるSNSの更新。

「もうちょっとで誕生日 楽しみだなぁ」

周囲からの祝福を一身に浴び、自らが主役となれる一日がもうすぐやってくる。

その歓びをいっさい隠そうともしない彼女には、年の瀬の喧騒なんてどこ吹く風だ。

毎年、11月のカレンダーをめくった頃から気配を感じる、タップダンスさながらに小躍りしながら近付いてきた足音は、今年も軽やかな音色を奏でるように、忙しない年末を小気味よく駆け抜けていく。

いくつになっても変わらないこの時季の風物詩は、どこまでも無邪気で愛おしい。

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季節はすっかりアンジェラ・秋…を通り越して冬。

2020年12月19日、私の推しメン・山下エミリーちゃんが22歳になりました。

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the Making of 『アンビバレントな青い春』公演 ~「プロデュース公演ドラフト会議」リモート開催を振り返って~

大手を振って出かけられないあいにくの大型連休。

今年はどうやって過ごそうなぁ…と思っていた4月24日。

真似してみたい素晴らしい企画を完璧なタイミングでTwitterで目にしてしまった運命。

自由指名の1巡目の後に各グループで縛り枠を設けるレギュレーションに一目惚れしてしまいました。

翌日、早速こういう企画に乗ってくれそうな面子に声を掛けてみると、

「乃木坂、欅坂、日向坂の枠も加えましょう!」

「セットリストの曲もドラフトで決めちゃわない?」

と、あれよあれよと本家を土台に前向きで建設的な議論が喧々諤々と行われ…

『オタク48・46プロデュース公演ドラフト会議』supported by Zoom

参加者の皆様はこのたび、オリジナルのプロデュース公演を任されることになりました。

自分好みのメンバー・楽曲を選び、チームとセットリストを組んでください。

【Day 1】メンバードラフト(2020年4月29日)

国内48 7枠[各グループ+Team 8] & 坂道 3枠[各グループ] を含む計16人チーム
(指名終了後、前座で曲を披露するメンバーを「前座ガールズの部」で4人まで指名可)

【Day 2】セットリストドラフト(2020年5月2日)

本編16曲+前座1曲 の計17曲
全体曲11曲+ユニット6曲
の内訳とし、48・坂道いずれも2曲以上を必ず含むこと。
(指名は「全体曲1巡」→「ユニット1巡」→「全体曲2巡」…と交互に進行)
(前座曲はユニット曲の扱いとする)

※いずれも重複指名の場合は、全巡で獲得権抽選を行う。

という壮大かつボリューム満点の企画がものすごいスピード感で立ち上がったのでした。

これまで、16人のアイドルを指名する類のドラフトは何度も経験してきたものの、今回のような「自らが選んだ16人でチームを組み、自前のセットリストを構成して劇場で定期公演を行う」というかなり具体的なシチュエーションの想定まで踏み込んだものは初めてで。

「MCで軸になって回せる子は…」とか「この子とこの子でこの曲のユニットを組んでるの観たい!」とか「好きな曲並べすぎて全体的な公演コンセプトが崩れないように…」とか、熱が入る入る…。

どれだけ本気で考えたところで、実現するはずもないのに(一番言っちゃいけないやつ)。

そして、6人参加のドラフト会議での血みどろの奪い合いを経て、完成したチーム・公演がこちら。

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Team U2(うーちゅー)

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Team U2 1st『アンビバレントな青い春』公演

一体、プロデューサー(私)はどのようなことを考えながらドラフトに臨んだのか。

ただのお遊びなのに「どうすれば、より多くのオタクを振り向かせる公演になり得るのか?」を真剣に考えすぎてしまったからこそ、記憶が鮮明なうちに書き残しておきたいので…

Team U2(うーちゅー)ってどんなチーム?

・メンバーにはどんな子がいるの?

アンビバレントな青い春』公演の見どころは?

・使われているのはどんな曲?

調べてみました!(※信じられないぐらい長いです)



【関連記事】(本企画に参加した他のプロデューサーの記事)

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明日は明日の風が吹くと思う ~「秋元康カルタ」を編纂してみた~

かるたをしている人達のイラスト
sinkin66.hatenablog.com

この目の付け所をリスペクトしていて「ぜひ一度やってみたい」と思っていた。

月並みだが、なんだかんだ言っても、秋元康とはすごい人だなと思っている。

彼が爪弾く歌詞に触れると、時に拗らせた思春期男子のような気持ち悪さを感じることもあるが、 その鋭い心情描写や繊細な言語感覚にはつい唸らされてしまう。そんな経験は数知れない。

タイトルに引用したのは、AKB48恋するフォーチュンクッキー』で2サビを結ぶ歌詞だ。

"あなた"に振り向いてもらえず、ネガティブ思考に陥りがちな主人公が縋ったのは、運勢の書いた紙片(おみくじ)が入っているフォーチュンクッキー

その占いには「未来はそんなに悪くないよ」「あっと驚く奇跡が起きる」「世界は愛で溢れているよ」といったポジティブに溢れた言葉が並ぶ。

これに励まされた主人公は「あなたとどこかで愛し合える予感」「明日は明日の風が吹くと思う」などといったように、明るい未来に向けてぼんやりと祈りにも似た願望を乗せるのである。

惜しくも選外ではあるのだが、サビを強い思いで結ぶのではなく、あえてふわっとした着地で終わらせることで、奥ゆかしさを表現する余韻の美しさを感じずにはいらr(選外の歌詞をそこまで語るな) 

 

●編者属性●

瀬戸内地方在住。

2010年、柏木由紀を入口にAKB48に興味を持ち、以降、細々と在宅で追い続けていたものの、2013年頃のある日、興味本位で掘ってみたHKT48の底無し沼へと転落し、現場にも通うように。

地元に誕生したSTU48にも親しみは持っているものの、現在もメインは揺るぎなくHKT48

推しはHKT48 Team TIIの山下エミリーちゃん(アピール)

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ノーベルお顔賞


●ルール●

・選考対象は48グループ(ソロ派生ユニット含む)楽曲に限定(46に詳らかでないため)

・複数文字に同一楽曲を使用しない

・濁点、半濁点への変換は認める

 

(歌詞リンクには 歌ネット を利用しています)

(気が向けば後日、選考理由を追記します)

 

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心穏やかに恐れたい

「こんなはずではなかった2020年」になってしまった。

いつも心はざらついていて、ただ漠然とした緊張と不安が渦巻く。

いったい、どこが「曲がり角」だったのだろう。

私自身、件のウイルスを甘く見ていた時期は決してなかった。はずだったのだが。

いま省みると、ただ漫然と楽観的に構えていた部分があったことも否めないような気がしている。

正直なところ、ここまでの険しい情勢を迎えてしまう未来は、全く想像の範疇にはなかったのだから。

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時は戻せない

こうしている今も、刻一刻と変化するコロナ禍のフェーズ。

感染拡大に歯止めをかけるべく、何かにつけて不便や我慢を強いられる場面は増えた。

そして、それらはきっとこれからも増えるのだろうと見通さざるを得ないような趨勢でもある。

あたりまえのようにあった日常が遠い。

かつて生活の傍らにあったものは、どんどんと手のひらからこぼれ落ちていく。

出口の見えないトンネルにフラストレーションが積み重なり、メンタルが蝕まれる。

なので、せめてマインドぐらいは、どんな状況下でも穏やかでいられるどしっとした心構えがほしい。

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こんなんなんぼあってもいいですからね

日々、ウイルスの脅威に目まぐるしく振り回される生活の中で、その間、私はぼんやりとでも何を考えてきたのか。いま、どのような感情を抱いているのか。そして、自分なりに何を心掛けているのか。

こんな時期だけれど、というよりも寧ろこんな時期だからこそ、ぐちゃっとした思考を丹念になぞり返し、ひとつの記録として残しておいた方がいいかもしれないなぁと思い、この編集画面を眺めている。

あくまでも「己のために」残す記録だ。

そこで示されるのは、自己視点に基づいた私の価値基準などを整理したようなものに過ぎない。

なので、これにより「世の中はかくあるべき!」「お前も襟を正せ!」などと偉そうに講釈を垂れ、妙な正義感を振り翳して思想を強いる類の主張をするつもりは毛頭ないということは理解いただきたい。

もしも、数奇な巡り合わせで本稿へと迷い込んでしまった人がいれば、「こんな風に考えている奴もいるんだな」というケーススタディ程度の心持ちで読み進めていただければ幸いだ。

 

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はてなブログを開設したうちゅさんって?結婚は?タイトルの『裏庭カーペンター』には意外な由来が!調べてみました!

●結婚はしてるの?

うちゅさんの結婚について調べてみましたが、みつかりませんでした。

でも、素敵な人ですから、別にしていてもおかしくないですよね!

今後、おめでたい報告があることを望んでいます! 

 

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●まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はブログ『裏庭カーペンター』の筆者・うちゅさんについてまとめてみました。

これからの活躍にも目が離せませんね!



といったテイストのブロガーを目指したくなった訳ではない。

 

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